息継(読み)いきつぎ

精選版 日本国語大辞典 「息継」の意味・読み・例文・類語

いき‐つぎ【息継】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 息をつぐこと。また、激しく動いたあとに一時休むこと。仕事の途中の一やすみ。
    1. [初出の実例]「息つきに雲の淡たつ茶一服」(出典:俳諧・西鶴大句数(1677)二)
    2. 「いきつぎに一盃のもう」(出典:洒落本・郭中奇譚(1769)弄花巵言)
  3. 歌やせりふ水泳などの途中で息を吸いこむこと。また、それをする歌の句切れやせりふの間(ま)。〔禅鳳雑談(1513頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android