息綱(読み)イキヅナ

デジタル大辞泉 「息綱」の意味・読み・例文・類語

いき‐づな【息綱】

海女あまが潜水するとき、舟との連絡用に腰に結んでおく綱。腰綱命綱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「息綱」の意味・読み・例文・類語

いき‐づな【息綱】

  1. 〘 名詞 〙 海女(あま)が水にもぐる時に体に結びつけて行く綱。綱に分銅がついていて、その重み水中にもぐり、息が苦しくなるとその綱を引いて合図し、あげてもらう。命づな。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android