息緒(読み)いきのお

精選版 日本国語大辞典 「息緒」の意味・読み・例文・類語

いき‐の‐お‥を【息緒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 息が長く続くのを緒にたとえた表現 ) 命。たまのお。万葉集では「息の緒に」の形だけが見られる。
    1. [初出の実例]「いきのをの絶えなんのちは君にても哀れいづこと我を尋ねん」(出典:伊勢大輔集(11C中))
  3. 転じて、息。呼吸
    1. [初出の実例]「息のをの苦しき時は鉦鼓こそ南無阿彌陀仏の声だすけなれ」(出典:三十二番職人歌合(1494頃)二四番)

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