コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

三十二番職人歌合 さんじゅうにばんしょくにんうたあわせ

1件 の用語解説(三十二番職人歌合の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

さんじゅうにばんしょくにんうたあわせ【三十二番職人歌合】

職人を左右に分かち歌を競わせ,判者が優劣を決める,中世に制作された〈職人歌合〉の一つ。《東北院職人歌合》(1214),《鶴岡放生会職人歌合》(1261)に続くもので,1494年(明応3)2月,後土御門天皇生母,嘉楽門院信子(後花園帝皇后)の七回忌法要を機に作られたと思われる。歌数は64首で〈花〉〈述懐〉を題とし,おのおの16番の歌合となり,職人は32種,判者は勧進聖である。構成は《維摩経》によると思われ,絵画的にも動的な描写がみられ,先行の2作品を意識しながらも独自な作品となっている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

三十二番職人歌合の関連キーワード石合せ歌合せ句合せ詩合せ自歌合せ選歌合せ琵琶合せ虫合せ物合せ連歌合せ

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone