悪に強きは善にも強し(読み)あくにつよきはぜんにもつよし

精選版 日本国語大辞典 「悪に強きは善にも強し」の意味・読み・例文・類語

あく【悪】 に 強(つよ)きは善(ぜん)にも強(つよ)

  1. 大悪を犯すほどの者は、いったん悔い改めればかえって非常な善人となる。
    1. [初出の実例]「ハハア、『悪に強いは善にも強い』というが、すなわちそなたのことじゃ」(出典:山本東本狂言・悪太郎(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「悪に強きは善にも強し」の解説

悪に強きは善にも強し

大悪を犯すほどの悪心の強いものは、いったん悔い改めるとかえって非常な善人となる。

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