悪遠慮(読み)ワルエンリョ

デジタル大辞泉 「悪遠慮」の意味・読み・例文・類語

わる‐えんりょ〔‐ヱンリヨ〕【悪遠慮】

度の過ぎた遠慮
自己おのれを責めた―を云う」〈露伴・いさなとり〉

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精選版 日本国語大辞典 「悪遠慮」の意味・読み・例文・類語

わる‐えんりょ‥ヱンリョ【悪遠慮】

  1. 〘 名詞 〙 必要以上に遠慮や謙遜をすること。
    1. [初出の実例]「味噌汁の加減が今朝は下手に出来ましたと自己を責めた悪遠慮を云ふ」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉四三)

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