デジタル大辞泉 「悲しけく」の意味・読み・例文・類語 かなしけ‐く【悲しけく】 《形容詞「かな(悲)し」のク語法》悲しいこと。「―ここに思ひ出いらなけくそこに思ひ出」〈万・三九六九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「悲しけく」の意味・読み・例文・類語 かなしけ‐く【悲く】 ( 形容詞「かなし」のク語法 ) 悲しいこと。[初出の実例]「梓弓檀(あづさゆみまゆみ) い伐らむと 心は思へど〈略〉苛(いら)なけく そこに思ひ出 加那志祁久(カナシケク) ここに思ひ出 い伐らずそ来る 梓弓檀」(出典:古事記(712)中・歌謡) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例