悲しけく(読み)カナシケク

デジタル大辞泉 「悲しけく」の意味・読み・例文・類語

かなしけ‐く【悲しけく】

形容詞「かな(悲)し」のク語法》悲しいこと。
「―ここに思ひ出いらなけくそこに思ひ出」〈・三九六九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「悲しけく」の意味・読み・例文・類語

かなしけ‐く【悲く】

  1. ( 形容詞「かなし」のク語法 ) 悲しいこと。
    1. [初出の実例]「梓弓檀(あづさゆみまゆみ) い伐らむと 心は思へど〈略〉苛(いら)なけく そこに思ひ出 加那志祁久(カナシケク) ここに思ひ出 い伐らずそ来る 梓弓檀」(出典古事記(712)中・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む