情報ネットワーク型産業(読み)じょうほうネットワークがたさんぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「情報ネットワーク型産業」の意味・わかりやすい解説

情報ネットワーク型産業
じょうほうネットワークがたさんぎょう

情報化の進展につれて,各企業や産業間において情報ネットワークが縦横に形成され,産業活動が一体的に展開されること。コンピュータ技術や通信技術の発達などによって,低料金で大量のデータの通信と情報処理が可能となり,非常に幅広い分野で自動化が進展し,業務の効率化や高度化,迅速化などがはかられた。当初は企業の各部署内でほぼ独立した形態で機能していたが,次第に各事業所や各部門間で通信回線を利用した業務情報の直接交換が行われるようになった。このようなネットワーク化の動向は企業の壁を乗越え,業務的に関連が深い取引先とオンラインネットワークを構築するにいたった。情報化への対応が進んでいる流通業などでは,商品は補充発注システム EOSで発注され,販売情報は販売時点情報管理システム POS瞬時に把握できるようになり,社内外へのオンラインネットワークによって在庫管理や物流なども大きく変りつつある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む