惕然(読み)テキゼン

デジタル大辞泉 「惕然」の意味・読み・例文・類語

てき‐ぜん【×惕然】

[ト・タル][文][形動タリ]あやぶみ恐れるさま。
「胸―としておののき」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「惕然」の意味・読み・例文・類語

てき‐ぜん【惕然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 あやぶみおそれるさま。びくびくするさま。
    1. [初出の実例]「胸惕然として悸き」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉四)
    2. [その他の文献]〔列子‐黄帝〕

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