愈以て(読み)いよいよもって

精選版 日本国語大辞典 「愈以て」の意味・読み・例文・類語

いよいよ【愈】 以(もっ)

  1. ( 「いよいよ」を強めた表現 )
  2. いよいよ
    1. [初出の実例]「我他彼此(がたぴし)するのが薄々分るので、彌以(イヨイヨモッテ)堪らず」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三)
  3. いよいよ
    1. [初出の実例]「現れた奴等が、いよいよ以てくせ者なら」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android