愚者も千慮に一得有り(読み)ぐしゃもせんりょにいっとくあり

精選版 日本国語大辞典 「愚者も千慮に一得有り」の意味・読み・例文・類語

ぐしゃ【愚者】 も 千慮(せんりょ)に一得(いっとく)(あ)

  1. ( 「史記‐淮陰侯伝」の「智者千慮必有一失愚者千慮必有一得」による ) 愚かな者でも、時には役に立つ名案を出すことがある。愚者にも一得。愚者の一得。愚者も千慮。
    1. [初出の実例]「智者千慮一失有り愚者(グシャ)千慮有一得(トク)申事も侍ば」(出典源平盛衰記(14C前)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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