愚騃(読み)ぐがい

精選版 日本国語大辞典 「愚騃」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐がい【愚騃】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) おろかなこと。愚鈍。
    1. [初出の実例]「彼国士官船主の類には往々愚騃痴呆の輩なきに非す」(出典:匏菴十種(1869)〈栗本鋤雲〉鉛筆紀聞)
    2. 「如何に愚騃なる主人と雖(いへども)」(出典吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一〇)
    3. [その他の文献]〔北史‐魏宗室伝・常山王遵〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android