愛想気(読み)あいそっけ

精選版 日本国語大辞典 「愛想気」の意味・読み・例文・類語

あいそっ‐け【愛想気】

〘名〙 「あいそげ(愛想気)」の変化した語。
落紅(1899)〈内田魯庵〉四「剣もホロロに愛想気(アイソッケ)なく加之(おまけ)に学校教師の悪語(わるくち)まで仰しゃっては」

あいそ‐げ【愛想気】

〘名〙 (「あいそけ」とも) 人に好感を持たせるよい感じ。あいそっけ。
人情本・縁結娯色の糸(1839‐48)三「愛相気(アイソゲ)もなく断るのは、実に気の毒だから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android