愛敬痘痕(読み)あいきょうあばた

精選版 日本国語大辞典 「愛敬痘痕」の意味・読み・例文・類語

あいきょう‐あばたアイキャウ‥【愛敬痘痕】

  1. 〘 名詞 〙 天然痘のなおったあとのあばたは、ふつう醜いものであるが、それがあるために、かえってかわいらしさが増すように見える、薄いあばた。
    1. [初出の実例]「いも顔でも愛敬(アイキャウ)あばたで、随分思ひ付のある方だ」(出典:滑稽本・人間万事虚誕計‐後(1833))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android