愛河(読み)アイガ

デジタル大辞泉 「愛河」の意味・読み・例文・類語

あい‐が【愛河】

仏語愛欲などの執着が人をおぼれさせるのを河にたとえた語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愛河」の意味・読み・例文・類語

あい‐が【愛河】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。人は愛欲におぼれやすいことから、それを河にたとえていったもの。
    1. [初出の実例]「愛河波浪已先滅 苦海煩悩亦無結 従来猒離此穢土 本願託生彼浄刹」(出典万葉集(8C後)五・七九四・右詩)
    2. [その他の文献]〔八十華厳経‐三六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android