愛玉子(読み)オーギョーチー

デジタル大辞泉 「愛玉子」の意味・読み・例文・類語

オーギョーチー【愛玉子】

《〈中国語〉》台湾に生えるクワ科のつる植物種子からつくる食品。乾燥させた種子を水の中でもむとペクチンが溶け出し、寒天状に固まる。シロップをかけ、甘味として供される。あいぎょくし。

あいぎょく‐し【愛玉子】

オーギョーチー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の愛玉子の言及

【イタビカズラ】より

…よく似たカンテンイタビF.awkeotsang Makinoは台湾にあり,より大型の果囊をつける。この雌株の果囊を割り,裏返して乾かして集めた小果実を愛玉子(あいぎよくし)といい,しぼり汁から寒天状の清涼食品をつくる。イチジク【岡本 素治】。…

※「愛玉子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android