慈恩寺三蔵法師伝(読み)じおんじさんぞうほうしでん(その他表記)Ci-en-si san-zang-fa-shi-zhuan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「慈恩寺三蔵法師伝」の意味・わかりやすい解説

慈恩寺三蔵法師伝
じおんじさんぞうほうしでん
Ci-en-si san-zang-fa-shi-zhuan

中国,唐の恵立撰,彦そう増補。『大唐大慈恩寺三蔵法師伝』『大慈恩寺三蔵法師』あるいは単に『慈恩伝』とも呼ばれる。 10巻。垂拱4 (688) 年成立。玄奘三蔵の出生からインド旅行を終えて帰国するまでを記した伝記小説西遊記』のモデルとなったもの。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android