改訂新版 世界大百科事典 「慈愍三蔵」の意味・わかりやすい解説
慈愍三蔵 (じみんさんぞう)
Cí mǐn sān zàng
生没年:680-748
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…そして《法事讃》《往生礼讃》などの阿弥陀仏への賛美歌やきびしい懺悔の告白を総合した宗教儀礼を制定し実践し,また〈南無阿弥陀仏〉と口に出してとなえる口称念仏を勧めた。慧遠流,善導流とともに中国浄土教の三流の一つに数えられるのが,慈愍三蔵(じみんさんぞう)慧日によって始められた慈愍流であって,禅浄双修の念仏禅の基礎を開き,その教えは南岳承遠や法照によって受け継がれた。法照は五会念仏の法を宣布したことで知られる。…
※「慈愍三蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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