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慈愍三蔵 じみんさんぞう Cí mǐn sān zàng

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世界大百科事典 第2版の解説

じみんさんぞう【慈愍三蔵 Cí mǐn sān zàng】

680‐748
中国,唐代の僧で,浄土教慈愍流の開祖。本姓は辛,名は慧日。慈愍三蔵は玄宗より賜った号。青州東萊(山東省掖県)の人。義浄のインド求法の業に感激して,みずから海路インドへの仏跡巡拝の旅に出た。18年間を費やし,70余国を巡礼して,陸路719年に長安に帰着した。彼が始めた慈愍流は,禅と念仏を併修する念仏禅で,宋以後の浄土教に大きな影響を与えた。《浄土慈悲集》などの著書がある。【礪波 護】

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世界大百科事典内の慈愍三蔵の言及

【浄土教】より

…そして《法事讃》《往生礼讃》などの阿弥陀仏への賛美歌やきびしい懺悔の告白を総合した宗教儀礼を制定し実践し,また〈南無阿弥陀仏〉と口に出してとなえる口称念仏を勧めた。慧遠流,善導流とともに中国浄土教の三流の一つに数えられるのが,慈愍三蔵(じみんさんぞう)慧日によって始められた慈愍流であって,禅浄双修の念仏禅の基礎を開き,その教えは南岳承遠や法照によって受け継がれた。法照は五会念仏の法を宣布したことで知られる。…

※「慈愍三蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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