精選版 日本国語大辞典 「慮り」の意味・読み・例文・類語 おもん‐ぱかり【思量・慮】 〘 名詞 〙 ( 「おもいはかり」の変化した語。「おもんはかり」「おもんばかり」とも ) 思いはかること。考えを巡らすこと。また、その考え。思慮。はかりごと。[初出の実例]「慮(オモムハカリ)、不図に有りて宮宇を穢(けが)さむことを点(もた)す」(出典:大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点(1099)九)「抑(そもそも)臣等がおもむぱかりをもってえらびて位につけ奉らん事」(出典:平家物語(13C前)八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例