憂目(読み)ういめ

精選版 日本国語大辞典 「憂目」の意味・読み・例文・類語

うい‐め【憂目】

  1. 〘 名詞 〙うきめ(憂目)
    1. [初出の実例]「此ほどういめに逢て、いきての用はとて、不食ひ死なれたぞ」(出典史記抄(1477)一五)

うき‐め【憂目】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) つらいこと。悲しい思い。苦しい経験。
    1. [初出の実例]「世のうきめ見えぬ山路へいらんにはおもふ人こそほだしなりけれ〈物部吉名〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑下・九五五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む