憑かれる(読み)ツカレル

デジタル大辞泉 「憑かれる」の意味・読み・例文・類語

つか・れる【×憑かれる】

[動ラ下一][文]つか・る[ラ下二]霊魂などがのりうつった状態になる。「狐に―・れる」「物のに―・れたような振る舞い」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「憑かれる」の意味・読み・例文・類語

つか‐・れる【憑】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 他の霊魂などにのりうつられた状態になる。
    1. [初出の実例]「鬼に憑(ツカ)れたりし者の事を告ければ」(出典:引照新約全書(1880)馬太伝福音書)
    2. 「だんだん憑かれたやうに声も高まって来ると」(出典:雪国(1935‐47)〈川端康成〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android