懐かしんず(読み)なつかしんず

精選版 日本国語大辞典 「懐かしんず」の意味・読み・例文・類語

なつかしん‐・ず【懐】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「なつかしみす」の変化したもの ) 馴れ親しむ。慕う。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕
    1. [初出の実例]「権威をもって人を従へんよりは、しかじ、柔かにして人になつかしんぜられよ」(出典:仮名草子・伊曾保物語(1639頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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