懐手錠(読み)フトコロテジョウ

デジタル大辞泉 「懐手錠」の意味・読み・例文・類語

ふところ‐てじょう〔‐てヂヤウ〕【懐手錠】

江戸時代刑罰の一。両手を懐に入れて縛り、縛り目に封印をした。

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精選版 日本国語大辞典 「懐手錠」の意味・読み・例文・類語

ふところ‐てじょう‥てヂャウ【懐手錠】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代の刑罰の一つ。両手を内ぶところに入れて縛り、縛り目に封印をしたもの。未決拘留にも用いられた。
    1. [初出の実例]「是見てたもと市松が肌を脱がせば懐手錠」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)九)

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