懸盤・掛盤(読み)かけばん

精選版 日本国語大辞典 「懸盤・掛盤」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ばん【懸盤・掛盤】

〘名〙 台盤一種。大きく格狭間(こうざま)を透かした台に折敷(おしき)をのせたもの。江戸時代には、小さい格狭間に折敷を取りつけて形式化している。
※枕(10C終)三五「まだ講師ものぼらぬ程かけばんして、何にかあらん、ものまゐるなるべし」

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