戌渡新田(読み)いぬわたりしんでん

日本歴史地名大系 「戌渡新田」の解説

戌渡新田
いぬわたりしんでん

[現在地名]新利根村戌渡

伊佐津いさつ新田の西隣にある。正保年間(一六四四―四八)以後の開拓で(新編常陸国誌)、寛文年間(一六六一―七三)柴崎しばさき村から分離し柴崎新田しばさきしんでん村として独立したといわれる。時期は不明であるが、のち戌渡新田と改称する。元禄郷帳には柴崎新田村として村高三三四石余、天保郷帳では戌渡新田として村高四七九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android