日本歴史地名大系 「成清村」の解説 成清村なるきよむら 岐阜県:各務原市成清村[現在地名]各務原市成清町・神置町(かみおきちよう)など木曾川北岸に位置する。羽栗(はぐり)郡に属し、北は各務(かかみ)郡大野(おおの)村・小佐野(こざの)村。中世の弓削田(ゆげた)庄南部の開発地といわれ、弓削田南の呼称がある。慶長郷帳に村名がみえ、各務郡と記され、高三一一石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳では羽栗郡に属する。慶長六年(一六〇一)旗本坪内本家領となるが、元禄三年(一六九〇)分家の貝坂領となり、幕末に至る(各務原市史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by