我が田へ水を引く(読み)ワガタヘミズヲヒク

デジタル大辞泉 「我が田へ水を引く」の意味・読み・例文・類語

みず

自分都合のよいように取り計らうことのたとえ。我田引水がでんいんすい

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精選版 日本国語大辞典 「我が田へ水を引く」の意味・読み・例文・類語

わが【我が】 田(た)へ水(みず)を引(ひ)

  1. 自分の都合を計って自分の田へ水を引き入れるように、自分の都合のよいように説明したり処置したりすること。我田引水。〔諺苑(1797)〕
    1. [初出の実例]「世渡る鴈のかりそめにも我田へ水を引く盗み心をゆめゆめ持べからず」(出典:俳諧・おらが春(1819))

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ことわざを知る辞典 「我が田へ水を引く」の解説

我が田へ水を引く

人のことを考えずわが田へばかり水を引き入れる。自分の利益のために都合よく説明したり処置することのたとえ。でんいんすい

[使用例] 私はアメリカ現実を語ったのだ。わが田に水を引こうとする意図は毛頭ないのである[宮城音弥*アメリカの文化|1951]

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