我に成る(読み)がになる

精選版 日本国語大辞典 「我に成る」の意味・読み・例文・類語

が【我】 に 成(な)

  1. わがままになる。つけあがる。
    1. [初出の実例]「万(よろづ)手代にまかすれば、いつとなく我になって様といふ尻声(しりこゑ)もなく」(出典浮世草子好色一代男(1682)二)
  2. 意地になる。むきになる。
    1. [初出の実例]「がになって女房じんきょじゃ無いといひ」(出典:雑俳・柳多留‐九(1774))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む