我好髷(読み)がこうわげ

精選版 日本国語大辞典 「我好髷」の意味・読み・例文・類語

がこう‐わげガカウ‥【我好髷】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、天明年間(一七八一‐八九)から上方の男性間に流行した、太く長い丁髷(ちょんまげ)大坂豪商鴻池善右衛門がこれを好んで結ったことによるという。がこうまげ。〔譬喩尽(1786)〕

我好髷の補助注記

「我好」は鴻池善右衛門の俳名だが、我好、我光、鵞江、雅好など、表記が不定で、いずれが正しいか未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android