コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鴻池善右衛門 コウノイケゼンエモン

5件 の用語解説(鴻池善右衛門の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

こうのいけ‐ぜんえもん〔‐ゼンヱモン〕【鴻池善右衛門】

鴻池家当主の世襲名。鴻池家の祖である新六の子より始まる。3代善右衛門は酒造・海運を廃して両替商専門となり、家業をさらに発展させた。また、河内(かわち)に鴻池新田を開発。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

鴻池善右衛門【こうのいけぜんえもん】

江戸時代の大坂の豪商鴻池家の当主の名。初代正成〔1608-1693〕は鴻池家の始祖山中新六の子で,尼子氏の武将山中鹿介の孫にあたると伝える。1650年より,酒造・運送業,1656年両替商を始め,十人両替ともなる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

こうのいけぜんえもん【鴻池善右衛門】

1608‐93(慶長13‐元禄6)
江戸時代以来の大坂の豪商鴻池家の初代。名は正成。祖父は尼子氏の武将山中鹿介幸盛と伝えられる。父新六は摂津国伊丹の鴻池村の大叔父山中信直に養われた。新六は長じて,酒の江戸への陸送や清酒の製造を始めて成功した。善右衛門正成は新六の八男であって,次男善兵衛は1615年(元和1),三男又右衛門は17年に大坂に出て醸造を業とし,19年には新六も大坂に移った。25年(寛永2)正成18歳のとき大名貸を始め,また九条島において海運業を開始した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

こうのいけぜんえもん【鴻池善右衛門】

江戸時代の大坂の豪商。二代を除き歴代善右衛門と称した。初代正成(?~1693)は1656年両替店を開く。三代宗利は家業を発展させ諸国三二藩と取り引きし、また1707年河内国若江郡(今の東大阪市)に鴻池新田を開いた。一族の道億は、茶道具の鑑定をもって知られ、近衛家熙らとも交流。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鴻池善右衛門
こうのいけぜんえもん

江戸時代以来、大坂の豪商であった鴻池家当主の通称。初代善右衛門(正成(まさなり))は、始祖鴻池新六(しんろく)の八男であった。2代目の之宗(ゆきむね)は喜右衛門(きえもん)を名のったが、3代以降、代々善右衛門の名を継いだ。[川上 雅]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の鴻池善右衛門の言及

【鴻池新田】より

…1704年(宝永1)竣工した大和川付替工事の後に,旧川敷,沼沢地跡を開発して創出された30余の新田の一つ。河内国若江郡の北東隅(現,東大阪市)に位置している。大坂の豪商鴻池家の3代目善右衛門宗利の資力によって旧大和川支流(玉串川)の流末沼沢地の一部を干拓して造成した。町人請負新田の代表例とされている。開発経緯は,05年正月に地代金を上納,同年5月着工,鍬下年季年を経て07年8月に完成した。検地高870石3升8合,面積120町1反6歩であった。…

【御用達】より

…また幕府・諸藩は財政が困窮化するに伴い,しばしば彼らに御用金を課すなど財政的に依存することが多くなり,御用達のなかには幕府や諸藩の財政政策に深く関与する者も現れた。大名貸で活躍した大坂の鴻池善右衛門と江戸の三谷三九郎は,東西を代表する御用達と称された。寛政改革の際,江戸の豪商10名が幕府の勘定所御用達に登用されたが,彼らの財力と商業的手腕は以後の幕府経済政策に重要な役割を果たした。…

※「鴻池善右衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

鴻池善右衛門の関連キーワード鷲尾隆尚慶長金慶長銀元禄稲葉信通小出有棟島津忠直伊達宗保松平忠隆松前盛広

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

鴻池善右衛門の関連情報