戛戛(読み)カツカツ

デジタル大辞泉 「戛戛」の意味・読み・例文・類語

かつ‐かつ【××戛】

[ト・タル][文][形動タリ]堅い物どうしが触れ合う音。また、その音を立てるさま。
「―たる馬蹄の響きが聞こえて」〈太宰・新釈諸国噺〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 項目

普及版 字通 「戛戛」の読み・字形・画数・意味

【戛戛】かつかつ

ものの相撃つ音。困難にして努力を要すること。唐・韓〔李翊に答ふる書〕其の心に取りて、手にするに當りて、惟だ陳言を之れ務めて去るは、戛戛乎として其れい哉(かな)。

字通「戛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android