戸井昌造(読み)トイ ショウゾウ

20世紀日本人名事典 「戸井昌造」の解説

戸井 昌造
トイ ショウゾウ

昭和期の画家,文筆家



生年
大正12(1923)年

没年
平成12(2000)年4月17日

出生地
兵庫県

学歴〔年〕
早稲田大学政経学部中退

経歴
昭和18年第二早稲田高等学院在学中に学徒兵として入営。陸軍習志野学校卒業後、20年3月中国へ。10ケ月の捕虜生活を経て、復員、早稲田大学政経学部に復学したが中退。劇団プークなどで民主主義文化運動の後、画家として活躍する傍ら各地の民俗行事や秩父事件などを調査。また、さまざまな反戦平和運動の支援活動を行う。主著に「画文集秩父」「秩父事件を歩く―困民党風土と人」「お祭りものしりガイド」「沖縄絵本」など。61年自分史の中の戦争をしっかり見据えようと、戦争を知らない人たちのための絵物語「戦争案内―ぼくは20歳だった」を出版した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む