戸口調査(読み)ココウチョウサ

精選版 日本国語大辞典 「戸口調査」の意味・読み・例文・類語

ここう‐ちょうさ‥テウサ【戸口調査】

  1. 〘 名詞 〙 戸別に訪問して人口や家の戸数などを調査すること。
    1. [初出の実例]「警察の戸口調査に依るの機宜に適するを認む」(出典:台湾総督府諭告第三号‐明治三八年(1905)一二月二六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の戸口調査の言及

【駐在所】より

…このような散兵警察制が採用される以前は,交通・産業の中心地に警察署をおいて,ここを拠点として巡査が管内を巡回する方法であった(集兵警察制)。村落駐在巡査は常時受持区域内を巡回し,戸口調査による日常的な住民監視や犯罪捜査,はては村内の苦情処理までを扱って,村長,学校長とならぶ村の〈名士〉として遇されてきた。駐在所は民衆のなかに配置された警察の哨所であり,地域支配の〈かなめ〉である。…

※「戸口調査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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