戸張村新田(読み)とばりむらしんでん

日本歴史地名大系 「戸張村新田」の解説

戸張村新田
とばりむらしんでん

[現在地名]柏市戸張新田

戸張村の地先、手賀てが沼南西部の大津おおつ川河口左岸を開発して成立した新田。戸張村の持添新田で、開発後は本村から戸張河岸が移された。成立以来印旛いんば郡に所属し、幕府領として幕末に至った(旧高旧領取調帳)。明治四年(一八七一)の手賀沼縁四拾四ヶ村取調書(山崎家文書)によると、享保一五年(一七三〇)に高二石七斗余・反別一町余が高入れされ、寛政六年(一七九四)には高七斗・反別二反余が高入れされたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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