旱損(読み)カンソン

デジタル大辞泉 「旱損」の意味・読み・例文・類語

かん‐そん【×旱損】

干害」に同じ。
「八百年がその間、―水損もあるまじ」〈虎明狂・

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精選版 日本国語大辞典 「旱損」の意味・読み・例文・類語

かん‐そん【旱損】

  1. 〘 名詞 〙 ひでりによる田畑損害。干害。
    1. [初出の実例]「諸卿等申依旱損不可有由、仍只召仰了」(出典:御堂関白記‐寛仁二年(1018)七月一七日)
    2. 「八百年がその間かんそん水そんもあるまじ」(出典:虎明本狂言・神鳴(室町末‐近世初))

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