扇繖(読み)せんさん

普及版 字通 「扇繖」の読み・字形・画数・意味

【扇繖】せんさん

儀仗用の長柄うちわと、きぬがさ。〔南史、梁宗室下、泰伝〕泰、州に至り、(すなは)ち(あまね)く人丁を發し、輿繖等の物を擔(にな)はしむ。士庶に限らず、之れを爲すを恥づるには、重ねて杖責を加ふ。~是(ここ)に於て、人皆亂を思ふ。侯景至るにび、人戰ふ心無し。乃ち先づ敗す。

字通「扇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android