扇襠(読み)おうぎまち

精選版 日本国語大辞典 「扇襠」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐まちあふぎ‥【扇襠】

  1. 〘 名詞 〙 袋物などのくくり目を、扇形に折り畳んだもの。
    1. [初出の実例]「鏡袋(かがみつき)は丸利製にて〈略〉脇入は扇襠(アフギマチ)」(出典人情本・春色連理の梅(1852‐58)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android