手が悪い(読み)テガワルイ

精選版 日本国語大辞典 「手が悪い」の意味・読み・例文・類語

て【手】 が 悪(わる・わろ)

  1. やり方がよくない。方法が悪い。たちが悪い。悪辣(あくらつ)だ。
    1. [初出の実例]「いや手の悪いそら寝入り」(出典:浄瑠璃・佐々木先陣(1686)忍び)
  2. 字が下手(へた)である。悪筆だ。
    1. [初出の実例]「手のわろき人の、はばからず文書きちらすはよし」(出典:徒然草(1331頃)三五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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