手の中の珠(読み)てのなかのたま

精選版 日本国語大辞典 「手の中の珠」の意味・読み・例文・類語

て【手】 の 中(なか)の珠(たま)

てのひらの中の珠玉。転じて、何にもまして大切なもの。掌中の珠。
魔風恋風(1903)〈小杉天外〉前「夫こそ、手の中の珠を失(なく)した様に茫然(ぼんやり)しちゃッてね」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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