手の中の珠(読み)てのなかのたま

精選版 日本国語大辞典 「手の中の珠」の意味・読み・例文・類語

て【手】 の 中(なか)の珠(たま)

  1. てのひらの中の珠玉。転じて、何にもまして大切なもの。掌中の珠。
    1. [初出の実例]「夫こそ、手の中の珠を失(なく)した様に茫然(ぼんやり)しちゃッてね」(出典魔風恋風(1903)〈小杉天外〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む