デジタル大辞泉 「手もすまに」の意味・読み・例文・類語 手てもすまに 手も休めずに。せっせと。「―植ゑし萩にやかへりては見れども飽かず心尽くさむ」〈万・一六三三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「手もすまに」の意味・読み・例文・類語 て‐も‐すまに【手すまに】 〘 連語 〙 ( 「すまに」は休めずの意 ) 手も休めず。忙しく。[初出の実例]「戯奴(わけ)がため吾が手母須摩爾(てモスマニ)春の野に抜ける茅花(つばな)そ食(め)して肥えませ」(出典:万葉集(8C後)八・一四六〇)「黒けぶり群りたたせ手もすまに吹き鑠(とろ)かせばなだれ落つるかね」(出典:志濃夫廼舎歌集(1868)松籟草) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例