手を通す(読み)てをとおす

精選版 日本国語大辞典 「手を通す」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を 通(とお)

衣服などを着る。
※咄本・今歳咄(1773)葬「こうこうだからドウゾお主が着(きん)ものを、一日かしてくれやれ。手前もほんに。おれさへまだ手(テ)も通(トフ)さぬものを」
② 他のものを経由する。
※金(1926)〈宮嶋資夫〉二〇「取引所の手(テ)を通(トホ)して、税金さへ納めれば、それで賭博でなくなるのか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「手を通す」の意味・読み・例文・類語

とお・す

衣服を着る。「新しい服に―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android