手差(読み)テザシ

精選版 日本国語大辞典 「手差」の意味・読み・例文・類語

て‐ざし【手差】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手でさし示すこと。ゆびさし。
  3. 横あいから手を出すこと。手出し。
    1. [初出の実例]「此女郎には紙治様と申ふかひお客がござんして〈略〉わきから手ざしもならず」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)上)
  4. 手の使いよう。楽器や織機などの手の使い方
    1. [初出の実例]「そこへ行て笛の手ざしをとふに」(出典:残夜抄(1237頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む