手擦(読み)てずれ

精選版 日本国語大辞典 「手擦」の意味・読み・例文・類語

て‐ずれ【手擦】

  1. 〘 名詞 〙 何度も手があたって表面がすれていたむこと。また、そのところ。
    1. [初出の実例]「皮表紙四六版の聖書、それも手磨(テズレ)のした〈略〉古ぼけた本」(出典悪魔(1903)〈国木田独歩〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む