手柄師(読み)てがらし

精選版 日本国語大辞典 「手柄師」の意味・読み・例文・類語

てがら‐し【手柄師】

〘名〙 技量のすぐれている人。腕の立つ人。
本福寺跡書(1560頃)東山大谷殿破却之事「この慰、〈略〉すっぱのてがらし、軍に意得、人の見知たるなれば」
咄本・軽口機嫌嚢(1728)二「なる市といふ三味線の手(テ)がらしを呼び」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android