手楯・歩楯(読み)てだて

精選版 日本国語大辞典 「手楯・歩楯」の意味・読み・例文・類語

て‐だて【手楯・歩楯】

〘名〙 歩兵が手に持ち、地面に突き立てて防御用とする長方形木楯。持ち楯。〔十巻本和名抄(934頃)〕
源平盛衰記(14C前)三七「足軽四五十人に腹巻著せ、手楯(テタテ)つかせ」

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