手過(読み)てあやまち

精選版 日本国語大辞典 「手過」の意味・読み・例文・類語

て‐あやまち【手過】

  1. 〘 名詞 〙 あやまち。過失。そそう。特に、失火をいう。そそう火。てあいまち。
    1. [初出の実例]「昼で候へば、手あやまちではよも候はじ」(出典:平家物語(13C前)一一)

て‐あいまち【手過】

  1. 〘 名詞 〙 「てあやまち(手過)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「火ありと云は手あいまちぞ」(出典:史記抄(1477)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android