打ち冷ます(読み)うちさます

精選版 日本国語大辞典 「打ち冷ます」の意味・読み・例文・類語

うち‐さま・す【打冷・打覚】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 )
  2. 興をさます。
    1. [初出の実例]「内大臣殿には、万(よろづ)うちさましたるやうにて」(出典栄花物語(1028‐92頃)見はてぬ夢)
  3. 眠りをさます。
    1. [初出の実例]「鐘のおとをひとりぬる夜もいとへはやあふてふ夢をうちさましつる」(出典:頼政集(1178‐80頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む