打ち当たる(読み)うちあたる

精選版 日本国語大辞典 「打ち当たる」の意味・読み・例文・類語

うち‐あた・る【打当】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 物と物とがぶつかる。触れる。
    1. [初出の実例]「笏(さく)らに扇(あふぎ)のうちあたる音ばかり時々してゐたり」(出典蜻蛉日記(974頃)下)
  3. 行き当たる。出くわす。直面する。
    1. [初出の実例]「其処に生きて動いてゐる日本のブウルジョアジイに打当るであらう」(出典:近代文明と芸術(1924)〈吉江喬松〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android