打ち担ぐ(読み)うちかたぐ

精選版 日本国語大辞典 「打ち担ぐ」の意味・読み・例文・類語

うち‐かた・ぐ【打担】

  1. 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 肩にかつぐ。肩にかけてになう。
    1. [初出の実例]「銀(しろかね)のつく打たる弓の普通の弓四五人張并(はりあは)せたる程なるを、左の肩に打かたげて」(出典太平記(14C後)一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android