打ち挫く(読み)うちくじく

精選版 日本国語大辞典 「打ち挫く」の意味・読み・例文・類語

うち‐くじ・く【打挫】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙
  2. 打って傷つける。
    1. [初出の実例]「腰の骨を打くじきて痛みつよく、こていしゃにかかり」(出典:黄表紙・仙術独稽古(1818)上)
  3. ( 「うち」は接頭語 ) 勢い気分などを弱めたり、抑えたりする。
    1. [初出の実例]「古きたとへに、くろじゅすのうしのくそとうちくじきたるも宜なるかな」(出典:洒落本・彌味草紙(1759)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む